留学生(りゅうがくせい)たちの日本語(にほんご)を話(はな)す機会(きかい)を少(すこ)しでも増(ふ)やす試(こころ)みの1つとして、
昨日(さくじつ)、「伊藤学長(いとうがくちょう)と語(かた)ろう」というイベントが行(おこな)われました。
当大学(とうだいがく)の学長(がくちょう)であり、日本語別科(にほんごべっか)の校長(こうちょう)でもいらっしゃる、伊藤先生(いとうせんせい)にご参加(さんか)いただきました。
第1回(だいいっかい)のテーマは「来日前(らいにちまえ)の日本(にほん)のイメージ」と「来日後(らいにちご)のイメージ」でした。
8人の留学生(りゅうがくせい)と2人のZOOM参加(さんか)の学生(がくせい)たちは、約1時間(やくいちじかん)、精一杯(せいいっぱい)、意見(いけん)を出し合い(だしあい)ました。
伊藤先生(いとうせんせい)、ありがとうございました。また宜(よろ)しくお願(ねが)いいたします。
なお、この件(けん)は伊藤先生(いとうせんせい)のブログでも取り上げ(とりあげ)ていただいています。⇒http://genjiito.sblo.jp/archives/20210713-1.html
なお、このイベントでの参加者による発言内容は以下の通りです。
- リ クキュウさん(大阪観光大学 観光学部 1年生)
「来日前、日本人は優しいと思っていました。日本に来てからもその印象は変わりません。また、日本のサービスもとても良いです。日本人のスタッフは皆、うまく接客しているので素晴らしいと思います。中国人のスタッフは、なかなか接客できていないと思います。私は大阪観光大学で、サービスについてもっと勉強していきたいです。」
- チョウ テンウさん(大阪観光大学 日本語別科 Aクラス留学生)
「日本に来る前に、インターネットでテレビ番組などを見て日本を知りました。 日本はきれいだと思います。大阪人は関西弁を話します。大阪人は一番面白いです。 そして、スーパーはとても便利で、食べ物はどれも安全です。残念なことは、コロナの制限で、なかなか大阪の魅力を感じられなかったことです。」
- オウ ハクアンさん(大阪観光大学 日本語別科 Aクラス留学生)
「日本にはルールやマナーがいっぱいあります。それは法律ではなく、社会的なものであり、人間関係のためのものです。日本人は真面目過ぎて付き合いにくいかと思っていました。しかし、今、先生も優しいし、コンビニやレストランの人も優しいと思い、印象が変わりました。
(日本人は優しいことから、あまり意見を言わない理由について聞かれ、)
それは、日本の若い人は政治的な問題に関心を持っていないからではないでしょうか。」
- チョウ ウエイさん(大阪観光大学 日本語別科 Aクラス留学生)
「日本にはどこにでも中国人が居ます。日本で日本の文化を学びます。私は今年の4月京都へ行きました。また行きたいと思います。今、コロナが原因で、中国人はあまりいません。」
- チョウ ケンシュさん(大阪観光大学 日本語別科 Aクラス留学生)
「日本の会社は外国に対して良いものを作って輸出していると思っていました。そう思うのは、日本が国際的に進んでいるからだと思います。」
- ウ トウミンさん(大阪観光大学 日本語別科 Aクラス留学生)
「日本人は仕事に対して厳しいです。日本では楽をしようとすれば注意されます。そして、日本はきれいです。ごみの分別にも注意していますから。
日本人の意識は中国人に比べて、ちょっと高いと思います。」
- セキゴウさん(大阪観光大学 日本語別科 Aクラス留学生)
「日本はいろいろなところに多くの自然があります。また、日本の経済は中国に比べて発達していると思います。来日した後に気づいたことは、日本の先生や、ほかの人も優しいということです。日本の食べ物や飲み物は健康的です。今では、私にも日本人の友達ができ、充実した生活を送っています。」
- チン シャクリョウさん(大阪観光大学 日本語別科 Aクラス留学生)
「日本に来る前は、アニメなどの影響で、日本に興味がわいてきましたが、中国で日本の報道をするときは、マイナスの面の報道が多いです。だから、良い印象ではなく、先入観や思い込みがありましたが、日本に来てからは、マスコミがそれを報道するだけで、(実際は)そんなにひどくはなかったと思います。日本はイジメ問題などもすごい中国では報道されますが、日本のアルバイトなどでそんなにひどくなかったという印象を持ちました。」